天中殺には2種類あり、運勢周期として誰にでも巡ってくる天中殺と、宿命中殺（しゅくめいちゅうさつ）と言われる、生まれ持った天中殺があります。
周期的に巡ってくる天中殺とは違い、変わらないものを指します。
該当するのは、命式の中の 年柱・月柱・日柱のいずれかに天中殺の十二支が入っている人です。
該当しなければ宿命中殺は「無し」となります。
鑑定書ではここに記載が入ります。
宿命中殺には4種類あり、宿命中殺があると人生が上手くいきにくい、なんて言われているようですが…
命式を出してみる
この後に解説がありますので、ご自身の命式を出してから読み進めてみてください。
スクショを撮っておかれると便利です。（撮ったら戻ってきてくださいね）
簡易鑑定サイトに飛びます。
出生時間がわからなければ、空欄で大丈夫です。
宿命中殺の種類
宿命中殺には4種類あります。
少しわかりにくいので、じっくり読んでください。
日柱に天中殺下段の十二支がある場合
生日中殺（せいじつちゅうさつ）と言います。
親から理解されにくく、変わった人が多い。
このサンプルだと、天中殺下段の子丑のどちらかが日柱の十二支にある人。
月柱に天中殺の十二支がある場合
◇生月中殺（せいげつちゅうさつ）と言います。
常に天中殺のような状態で、仕事や結婚がうまくいきにくい。世のため人のためになる事を考え、行動すると開運する。
このサンプルだと、天中殺上段の申酉のどちらかが月柱の十二支にある人。
年柱に天中殺の十二支がある場合
◇生年中殺（せいねんちゅうさつ）と言います。
上司や目上の人に恵まれにくい。親や目上の人とのの距離をとって付き合い、自立する事が開運につながる。
このサンプルだと、天中殺上段の申酉のどちらかが年柱の十二支にある人。
命式に中に特別な干支（かんし）がある場合
◇日座中殺（にちざちゅうさつ）と言います。
命式の中（年柱・月柱・日柱）に、甲戌・乙亥・庚子がある場合。
結婚運だけ良くない。国際結婚やどちらかがバツイチなどが良い。
宿命中殺の捉え方
宿命中殺は「こだわりが強い」と言い換らえれます。
生日中殺は親から見ると「こだわりが強い」
生月中殺は「仕事や結婚観に対してのこだわりが強い」
生年中殺は「親や上司との関わり方についてこだわりが強い」
日座中殺は普通に魅力を感じず「結婚相手にこだわりが強い」
宿命中殺を持っていない人からすれば、生き辛そうと思われる事もあるようです。
宿命中殺は生まれ持った天中殺なので、持っている人は運勢で巡る 天中殺の期間中に良い事が起こる可能性が高かったり、宿命中殺も2つまたは3つあると逆転して運勢が良くなったりすると言われています。
運勢ではどのように表れるかは分からないので、良い事が起こるように普段から過ごしたいですね。
宿命中殺があるとどうなのか
ちなみに、私は一番良くないとされる「生月中殺」があります。初めて知ったときはショックでした。笑
「そんな風に決められたくなーい！」と思ったりして。
でも確かに、言われた事やルーティン作業だけをするのが苦手だったり、縛られるのが嫌だったり…。仕事や結婚に対してのこだわりは、人より強いかもしれません。
そんなところも自分らしくて良いかな〜、なんて今では思っています＾＾
結果、会社員は無理だと判断し、起業という働き方につながっていますしね。
わたしにとっては最高の宿命中殺です。
「周りに合わせられない自分はダメ」ではなく、そんな性質があるんだな、と思うだけでだいぶ生きやすくなりますよ！
人との違いは全て個性ですから。
運勢周期で巡ってくる天中殺についてはこちらをどうぞ。
天中殺はやたらモヤモヤすることがあったりもします。
これを知った後の方が自分の「質」を使うことができます。
ひょとしたら占いを知るより役立つかもしれません…
