〇〇が好き!って言うのって、ハードルが高いと思ってた。
好きと言うからには詳しくないと!
好きだけど、〇〇さんほどは好きじゃないし…
なんて思ったりして、好きなことを堂々と言いづらかった。
でも、食べ物の”好き”ってもっと軽いよね、と気付いた。
私は果物が大好きだけど、品種に詳しいわけじゃないし、作りたいわけでもない。
食べるのが好きなだけ。
食べ物だと”好き”が堂々と言える。(嫌いもね)
“好き”はその深さを人と比べるものじゃない。
“好き”は”詳しい”とセットでもない。
“好き”は必ずしも極める必要もない。
“好き“は自分の心が動いたモノやコトだから。
好き≠できる
好き≠得意
好き≠詳しい
それで良いはずなんだよね。
私は海外や海外の情報が好き。
全然詳しくないし、たくさん行ったことがある訳でもない。
だけど好き。
知らないことに触れるのが好き。
驚きや興味で心が動かされるから。
スペイン語が好き。
話せなくても理解できなくても、ただ聞くのが好き。
あれこれ理由をくっつける必要なんてなくて、
“好き“はただ純粋な気持ちなんだ。
“好き“をたくさん感じられるのって、ただただ幸せじゃない?
そんな生活を想像するだけでも幸せを感じられる。