四柱推命

占いで言われることが抽象的な3つの理由

占いを受けてみたものの、この先どのように行動したら良いかわからない…。

言われたことが抽象的すぎる。

そう思った時に知っておいてい欲しいことが3つあります。

占い師はだいたい全員に当てはまりそうなことを言うから…ではないですよ。

 

①そもそも未来は決まっていない

これが一番大きな理由であり、結論です。
そもそも未来は決まっていません。

人は1日に3万回以上もの選択と決断をしていると言われ、その一つ一つから未来は成り立っています。

仕事運が良いと言われても、家でゴロゴロ何もしなければ何も起きません。

運勢はどうでしょうか。
運勢はリズムなので、大きな流れとして参考になりますが、絶対そうなるとは言い切れません。
天中殺だから悪いことが起きるということもありません。

また、今年(2020年)は少し変わった巡り合わせの年なので、“何かが起きる転換期”と読んでいた占い師さんは多いと思います。

それでも“新型コロナウィルス”とピッタリ言い当てる人はいません。

未知のことを言うのは予言ですね。

未来がどうなるかは、誰にもわからないのです。

②具体的だと面白くない

①にも続くところですが、具体的な未来が決まっていたとしたら、全然面白くないと思います。

「いつか会社を辞めておしゃれな雑貨屋さんがやりたいな〜」と漠然と思っても、
占い師に「あなたの未来はラーメン屋さんです。細麺で醤油味専門。それ以外ありません。」と言われたらどうでしょう。

おしゃれな雑貨屋さんを想像していたのにラーメン屋さん。
ラーメンは塩味の方が好きなのに、醤油味専門。

これだとせっかくの可能性が潰れてしまい、未来が楽しみではなくなります。

そしてきっと…「あなたの未来は雑貨屋さんです」と言ってくれる占い師を探し歩くことになるでしょう…。

③自分と対話するため

この要素がかなり強いと思っています。

抽象的なキーワードから、過去の経験やこれから目指したい未来、意識の奥深くでは思っていたこと、などを繋げ具体的にしていく。

先ほどのケースだと「独立は向いています。楽しめることを仕事にすると良いでしょう」と言われれば「雑貨屋さんだ!」とすぐにピンとくるはずです。

何が向いているか具体的に言わなくても繋がります。

自分と対話し、可能性を広げてくれる。

これが占いの本来の使い方ではないでしょうか。

なれないものはないのです。

まとめ

未来はそもそも決まっていないし、誰にもわからない。
占いは自分と対話し、なりたい未来に近づくため、可能性を広げるために使うもの。
だから抽象的な方が良い。

ぜひ、覚えておいてくださいね。

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