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【保存版】起業する前に知っておきたかったかった発信とお金のこと

「起業前に知っておきたかったことは
何ですか?」

講座生さんからご質問をいただいたので
回答したいと思います。

わたしも起業前は
分からないことだらけで。

検索はもちろん、
先行く人たちのメルマガ登録など
たくさんの情報を調べました。

また、起業を目指す人たちの相談も受ける中で、
今だからこ言いたい特に大事なことを
2つに絞ってお伝えします。

発信しても読まれない件

起業前に知りたかったことの前に、

起業に向けて1番大切なことは?
と聞かれたら、
間違いなく【発信】と答えます。

これ、間違いないです。

メンターからも

「今の時代、発信しない人は
この世に存在しないのと同じ」

と言われました。

起業も副業も
個人でビジネスをしたいのであれば、
自分の存在を知ってもらうこと、
つまり【発信】はマスト。

発信とは、
SNSやブログに
お役立ち情報や
自分の想いを書くこと。

とはいえ。

急にSNSやブログを始めようとしても、
ネタの考え方や文章の書き方など
わからないことだらけ。

面倒になり、
今日は書かなくても良いかな〜と
手が止まりがちになってしまう。

それを乗り越え
ようやく書き上げても
怖くて「投稿」ボタンが何日も押せず
下書きだけが増えていくことも。

もうね、これは慣れるしかないのです。

せっかく投稿ボタンが押せても、
無名の人の情報はほぼ読まれない
という次の壁も待ってますから。

恥ずかしながらわたしは
書けば読まれるだろうという
大勘違いをしていました。笑

ネット上には
星の数ほど情報があるのに、
書けば読まれるだなんて…。

どれだけ自惚れ屋さんなんでしょう。

人里離れた土地に
突然ポツンと
お蕎麦屋さんを出しても
誰もこないのと同じです。

どんなに美味しいお蕎麦を作っても
そこにお店があることを
誰も知らなければ
食べてくれることもない。

「ここに出店しましたよ!」という
アピールをしないと。

何度も書いて慣れて、
どうしたら読まれるか
どのSNSが自分に合うかなどの
工夫や検証も必要になりす。

慣れるため、
認知してもらうためにも
発信は1日でも早い方が良いです。

まずはいま学んでいることの
アウトプットからしてみてください。

最初は誰にも読まれないし
知られないので安心してください^^

読まれなくても凹まないように。
(だからマインドセット も大事)

わたしはこれを本当に早く
知っておきたかったです…

実践しなければ
わかりませんね。

発信は1日にしてならず!です。

支払う必要のあるお金について

発信とは打って変わって
非常に現実的で大切なことです。

このお金とは、
社会保険料や税金のこと。

わたしは会社員時代、
人事・総務・労務を担当していたので、
保険関係の知識はありました。

ですが、
相談を受けていると
手続きで後悔してしまう人も多いようで。

まず、
会社員の人は毎月どのくらいの
保険料を支払っているか
給与明細を確認しておくと良いです。

会社員の社会保険料の半分は
会社が支払っているので、
個人事業主(国保)になると
全額(いまの2倍近く)を
自分で支払うイメージです。

また、開業届を出すと失業保険は
受給できなくなります。

提出のタイミングなどは
注意してくださいね。
(別に「再就職手当」というのもあるので、
要件を調べてみるのも良いです)

健康保険や住民税などは
支払納付書で1年分一括で
支払うこともできますが、
あまりオススメはしません。

起業後は何が起きるか
わからないので
現金は少しでも手元にあった方
が安心です。

起業したてで
収入が不安定などの場合、
市区町村の窓口に相談に行くと、
分割払いや場合によっては
減免(減額)などの措置が
受けられることもあります。

また、
支払通知書の期限は守るようにし、
放置するのはNGです。

銀行口座の預金を
差し押さえられます。

役所がどうやって
銀行口座を知るの?

と不思議かもしれませんが、
勤めていた会社に
問い合わせが行くように
なっています。

会社は退職日や銀行口座を書いて
返送する義務があるので
すぐに分かってしまうのです。

個人情報の保護よりも
重要度が高いので
会社は拒否ができません。

むしろ、
拒否するなら罰則すらある…。

支払が不安な場合は
早めに相談に行ってください。

※実際に保険料などいくら支払うかは
収入によっても異なるので、
必ずご自身でお住まいの市区町村に
確認してくださいね。
(現在、扶養の人は扶養の要件を要確認です)

プチ情報

最後にプチ情報です。

一般的に会社で言われる
「社保(社会保険)」とは、

健康保険と厚生年金
(たまに雇用保険)が含まれます。

健康保険と厚生年金は手続き上、
一緒にできるからです。

でも。

社保から国保への切り替えで使われる
「国保(国民健康保険)」は
国民健康保険のみを
指すことが多いです。

国民健康保険のみの
切り替えで安心せず、
国民年金の手続きもあるので
忘れないようにしてくださいね。

主な手続き先

国民健康保険…お住まいの市区町村役所窓口
国民年金…お住まいの市区町村役所窓口
住民税…お住まいの市区町村役所窓口
失業保険…お住まいの住所を管轄するハローワーク
確定申告などの税金関係…お住まいの住所を管轄する税務署

さいごに

いまは少し調べれば、
知りたいことが何でもわかる時代。

起業する前に知っておきたかったことは
経験しないと分からないことだったな、と
書いていて感じました。
(保険関係は知らないと少しややこしい)

当時、
自分が何を不安に思い、
何を調べていたかも
忘れてしまっているので、
ブログでも書いて残しておけば良かった。

そのときに気持ちは
そのときにしか書けない。

発信は本当に大事!

これだけは声をにして
言わせてください。

自己理解、自己肯定、自己受容のその先へ