前回の記事では、会社員で副業を始める際の大きな壁、
「お金を受け取れるか」についてお伝えしました。
①無料モニターから始める
②モニター価格として有料で始める
どちらもメリット・デメリットがあるけれど、わたしのオススメは②でした。
なぜ②をオススメするのか、今回は副業でお金を受け取る壁について、実体験をお伝えします。
お金をもらってはいけないと思っていた
わたしは最初、アロマセラピストとして副業を始めるつもりでした。
会社が休みの土日で学校に通って。
座学や一通りの流れを学び、卒業試験に合格した後、資格を取るために規定の人数の施術をする必要があったんですね。
カウンセリングをしてカルテも作成、期日までにそのカルテを提出すると、内容のチェックを受け、問題なければ協会から資格が発行されるシステムでした。
その時は、施術をするのは資格を取る自分のためだし、有料なんて考えは全くありませんでした。
”資格取得前の素人”という認識だったので、お金なんて頂けない。
むしろ、「無料だから練習させて欲しい」とお願いして施術させてもらっていました。
規定人数をこなしてカルテも提出、晴れて資格が取れたところで次の課題がやってきました。
資格取得前と取得後、どこが変わった?
資格が取れ、意気揚々とセラピストとして集客しようとしたところ、
「自分のサービスは一体いくにすれば良いのか…?」と、価格設定の壁が待っていました。
一応、リラクゼーションサロンなどの価格は調べてはいましたが、自分の中に、とある疑問が生まれました。
その価格に合わせるのは果たして適正なのだろうか?
資格取得前と取得後、技術としては変わったところはないのに、お金を頂いて良いのだろうか?
どうしたら良いのか、どうするのが良いのか…?
散々悩みました。
「プロ」にはなっていくもの
練習させてもらった方からは、「ぜひまたお願いしたい」と言われたのに、ついこの前まで無料だったものを、どうやって有料だと伝えたら良いのか分かりませんでした。
その方も「有料でも良い」と言ってくれたのに、勝手に言いにくさを感じていたんです。
有料にする踏ん切りがつかず、悶々としていたところ、たまたま見たセラピストさんのブログに「資格取得前だとしても、500円で良いのでお金を頂きましょう!お金を頂くからプロになれるのです。」と書いてあり、目から鱗!!
その発想はなかったし、自分を低く見積もりすぎていた…と反省。
そう。技術は身につけていたんだし、規定人数をこなしているときに、少額でもお金を頂いていれば「受け取る壁」は無くなっていたんですよね〜。
最初からプロとして活動する予定だったんですから。
結局、有料の壁は超えられずセラピストは終了しました。(向いていないのもあったけど)
有料モニターでスタートしたからこそ、リピートしてもらえた
セラピストを挫折した後、紆余曲折あり四柱推命に出会いました。
出会ってすぐに「鑑定師になろう!」と決意し、講座に通い資格を取得。
セラピストの時の反省を活かし、鑑定師の資格を取ったときはは有料モニターから始めました。
わたし自身も受け取りやすく、お客様にも満足もしてもらえそうな価格にして。
もちろん最初はかなりドキドキ。
ずっと会社員だったので、自分の名前でお金を稼ぐなんてした事はなかったのですから。
緊張を押し込め、お客様から「こんなに安くて良いの?」と言ってもらえるように、プロとして意識しました。
満足してもらえるだろうか?この程度なの?と言われないだろうか?と、怖さもあったけど、全力で提供したので喜んでいただく事ができました。
その結果、有料モニターで来てくださった方の半数くらいは、今でもリピーターさんです。
さらに、ありがたいことに何人もの方をご紹介頂き、今でも続いています。
初めて自分の名前でお金を頂いたときは、本当に嬉しくて嬉しくて。
あのとき、勇気を出してやってみて本当に良かった。
せっかくサービスを出すのだから、お金を頂くことをイメージして始めてくださいね。
少しの勇気で大きな未来をつかむ事だってできるんです。
大丈夫!怖いと思うのは最初だけですから。
応援しています^^